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保育園の開業のための物件選びとは

保育園の物件選びで事前に気をつけておきたい3つのポイント

小さな子ども達を預かる保育園は、安全な運営体制が必要不可欠。保育園開業で物件を選ぶときも安全性を考えたところを選定することが大切です。ここで、物件を選ぶときにおさえておきたい3のポイントをご紹介しましょう。

1.なるべく危険な場所を避ける

子ども達が安全に通えるようにするためには、安全性に十分配慮した場所を選ぶことが必要。歩道が少ない車通りの多いところや側溝の多いところは子どもにとって危険に及ぶことがあります。それらを確認したうえで、安全な登園ルートを確保できるところを選びましょう。

2.子どもの送迎がしやすい場所を選ぶ

保育園の種類や立地によって送迎方法が異なります。一時保育の場合はお迎えの時間がバラバラなので、駅やバス停などの送迎しやすい立地にしておくことがおすすめ。月極保育や公共交通機関などが少ないエリアは車での送迎がしやすいところが良いでしょう。ただし、立地条件を良くすることで賃料が高くなることもあるので、バランスを見ておくことが大切です。

3.不審者対策として大通り沿いを避ける

子どもが園内で安全に過ごすことを考えると、不審者対策は欠かせません。とくに大通り沿いは人も多くいるので安全だと思われがちですが、人ごみに紛れて不審者に狙われるリスクが高まります。不審者が狙いにくいように、大通り沿いを避け、不審者が近寄りづらいところを選ぶことも考えておきましょう。

保育園の物件を選ぶときの基準とは?

安心・安全な運営につながる保育園の物件選びには、適正基準を考えて選ぶ方法があります。適正基準を見て確認することによって、物件選びで失敗するリスクを軽減できるうえ、一定の安全性と利便性を確保できるでしょう。

まず、おさえておきたい基準は「2箇所2方向避難」。避難口が2箇所あり、2方向から避難できる立地です。物件を選ぶときに難しいのは、2方向への避難口でしょう。それぞれの避難口から出て同じ1方向の道路に出る場合は、2方向ではなく1方向。そのため、保育園の施設よりも建物自体が2方向に繋がっているかどうかを見ておかないといけません。

次におさえておきたい基準は「テナントビルの階数」。駅近や商業施設などのテナントビルで保育園を開業するときは、自治体の認可がおりるところを選ぶ必要があります。とくにどの階数に子どもを保育する主たる施設があるかが重要で、1~3階までしか認可がおりないケースも。保育園の運営に必要なスタッフルームや倉庫などを4階以上の場所に使用することは問題ないため、テナントの階数に合わせて用途を決めて活用することがポイントです。

保育園の物件選びはノウハウのあるところにお任せしよう

子どもたちを預かる保育園を開業するときは、どの物件を選ぶかがポイント。とくに安全性と利便性の観点から、適正基準を設けて物件を品定めするのは難しいでしょう。初めて保育園経営にチャレンジするときはハードルが高いですが、物件選びはノウハウのあるFCを選ぶことによって解決しやすくなります。FCであれば独立を支援するためのサポートがしっかり備わっているため、保育園に最適な物件選びもカバーしてくれるでしょう。安心・安全な運営を第一に考えて保育園の物件を選んでください。

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