保育園の経営をアップさせる集客方法とは
保育園への入園希望者を集める集客方法についてまとめました。人気園の事例もあわせて紹介します。
保育園の集客方法
チラシ配り
人通りの多い駅の周りや、保育園の近くの公園、商店付近など、小さな子供を連れている人に、チラシを配る方法です。
ポスティング
保育園に通える圏内で、就学前の子供がいそうな家庭の郵便受けに、チラシを入れる方法です。
折り込みチラシや地域の情報誌、フリーペーパーなどへの記載
新聞の折り込みや、地域で配布されている小冊子などに、宣伝広告を掲載する方法です。
メール便・DM
小さな子供がいる家庭に、郵便やダイレクトメールでチラシを送る方法です。
ホームページやブログ
保育園で運営しているホームページやブログで、入園希望者募集の告知をする方法です。他には地域の情報サイトに、掲載協力をしてもらう方法もあります。 ホームページは、園での子供達の生活の様子や、年中行事、施設の案内などを充実させておくことが大切。 ホームページとブログを運営している場合は、双方をリンクさせることで多くの反響が期待できます。
キャンセル待ちが出る人気園の事例
学校法人小泉学園の代表・小泉敏男氏は、保育園と幼稚園を合わせて4園を立て直した実力者です。
開園当初は、保育料1/10の公立幼稚園が近くにあり、園児が集まらずに悩んでいました。
そこで考えたのは、公立幼稚園より10倍以上の、価値ある幼稚園にするということ。独自カリキュラムの充足に力を入れました。
小泉学園で導入したのは、石井式国語教育。早くから言葉を覚えるために、保育園児の内から漢字に親しむ教育法で、漢字仮名交じり文を繰り返し読みます。導入による最大の効果は、保育者ごとの保育の質を統一化できたこと。それまではピアノの得意な先生と不得意な先生といった保育者のスキルによって、クラスごとにカリキュラムの差が生じていたそうです。保育者が取り入れやすく、また保育の質を担保するための基準が新たに設けられたことで、園全体での保育の質向上に成功。その他にも合唱団を結成し、コンサート開催やコンテスト出場、海外での演奏旅行を行うことで、子供や保護者・保育士まで楽しめる演出を行っていきました。
子供が勉強を楽しむ姿を見る、保護者の喜びを重視したことで、他の幼稚園との差別化に成功。口コミで評判になり、新入園児が増えて行ったのです。
集客に強いコンサルティング会社に相談する方法も
チラシ配りやダイレクトメールなどでの集客方法に加え、幼稚園を立て直した成功事例を参考に、もう一度、経営を見直してみるのも一つの方法です。
コンサルティング会社の中には、保育園の園児の確保に詳しい会社も存在しています。経営が傾く前に、徹底したマーケティングで、新入園児の獲得が期待できるコンサルティング会社に、相談してみることをおすすめします。