保育園に園児を集められる
ノウハウをマスターできる

保育園経営に特化している数多くのフランチャイズ事業者とコンサルタント会社は、今まで養ってきたノウハウをフルに活用し、少しでも円滑な保育園の経営ができるようにサポートしてくれます。経営に重要なのは園児をどれだけ集められるかであり、経営を依頼する会社を選ぶ際は、園児の集客率で比較するといいでしょう。

中には直営の保育園を所有している会社もあり、トライアルを実施し園児をより集められる手法を独自で開発しています。実績もある園児集客ノウハウを受けることができれば、黒字経営も夢ではありません。

待機児童問題が台頭している今であっても、親は保育園を選び抜いて子どもの入園を検討します。とりあえず開園したところで自然と園児が集まるわけでもなく、だからといって事前に工夫を凝らしたマーケティングをしていた場合でも、規定数の園児を確保した状態で経営をスタートさせるのは至難の業。

保育園経営の経験がなければなおさら難しいでしょう。園児集客のノウハウを学んだだけで、保育園経営は大きく変わっていきます。

独立支援や継続サポートで、
ゼロからはじめる保育園経営も安心

ただ経営にまつわるノウハウを提供するだけではなく、経営支援そのものを提供してくれるフランチャイズ事業者やコンサルタント会社はいくつかあります。特にフランチャイズの場合、既に市場に浸透しているブランドや完成度の高いホームページ等を利用する事が出来ますので、保育園事業未経験者でも開園後も手厚いサポートを受ける事が出来る事でしょう!

ただしフランチャイズ本部も会社によって、そのサービス内容や質にはバラつきがある様ですので、どのFC本部を選択するかは非常に大切なポイントとなります。

一つの目安は、まずそのFC本部自体が自社で保育園の運営をしているかどうか、また運営年数や認可外保育園だけなのか、認証保育園の経験の有無、更にはより難易度の高い認可保育園の運営実績等があれば信用度は格段に高まりますし、既存の加盟しているオーナーさんに直接合わせてもらえる様であればより安心です。まずはそのあたりの確認をすると良いでしょう。

また、説明会等でも実際の事業計画を含めてこちらからの質問に誠実に回答をしてくれるかどうかもポイントです。

助成金制度や経営についての
アドバイスが受けられる

保育園は認可が受けられると助成金制度を利用できるようになります。保育士の雇用や経営などについてのアドバイスが、気兼ねなく受けられる点もメリットです。電話やメールで対応してくれるので、空いている時間にいつでも相談が可能。しっかりとしたアドバイスを受けられると、万が一経営が不安定になりかけた場合でも、すぐに立て直す手立てが整えられます。

追加料金なしで相談に応じてくれるフランチャイズ事業者やコンサルタント会社がありますので、初めての保育園経営をするならそういった業者を利用するといいでしょう。

保育園経営を黒字にさせるには園を維持していくことと、園児の数を絶やさないことに尽きます。それを実現するには、ニーズに合った園内環境整備や園児募集のマーケティングを常に行っていくしかありません。

ゼロから経営を始めた経営者からすると、対応は難しく1人では太刀打ちできない事態に遭遇することもあるでしょう。その時に経験豊富なフランチャイズ事業者やプロのコンサルタントからのアドバイスがあるのとないのでは、大きく状況は異なります。円滑な運営には第三者のサポートやアドバイスが必要不可欠でしょう。

FC事業・開園コンサル紹介

紹介した2社以外でおすすめしたいFC事業・開園コンサルを紹介します。

アルコバレーノ

アルコバレーノはもともと保育園開業のコンサルティングを行っている会社でしたが、現在はその知識を活かした「フェリーチェ」という認可外保育施設を運営しています。

もともとの事業を引き継いだ形になるので、定員の5割以上という企業枠の利用者を確保する必要があるのが特徴ですが、現在しっかり運営されているようです。

事業形態によって認可保育園と同じくらいの女性を受けることができ、設備やスタッフなど、保育施設の品質が認可保育園と変わらない点も特徴です。

認可外保育施設ですが、0歳児の保育料機が1ヶ月35,900円とさほど高くない点もポイントで、保護者が利用しやすい保育室となっています。

※現在開業コンサルティングは行っていません

グローブ・ハート

グローブ・ハートでは、複数の小規模保育事業を運営しています。また、企業主導型保育事業も行っており、保育園開業にあたっても調査事業も行っています。企業主導型保育園とは、その名の通り企業がつくる保育園のことです。

認可外保育施設の運営になりますが、国からの運営費や整備費などの助成金を受けられます。運営においての柔軟性も高く、土日の保育や一時保育、スポットでの保育などをさまざまな形態で児童を受け入れることができる点も特徴です。

自治体を通さずに国からの助成金を受けられるので、今後保育事業を展開したいと考えている人は、ぜひ問い合わせてみるとよいでしょう。

※開業費用は要問合せ

I-PLAN

I-PLANでは、保育所の開業から運営におけるさまざまなサポート事業を行っています。 保育所の設計から認可保育所を開業するためのコンサルティング、企業主導型保育事業の開業におけるコンサルティングやサポートなどその事業内容はさまざまです。

東京都内を中心に、認可保育所開業において多くの実績を持ち、スタッフには行政関連業出身者が多いことから、幅広い知識と情報量を持っています。できるだけ早く保育園を開業したい人におすすめです。そのほか、不動産業も並行して行っているなど、かなり幅広く事業を展開しています。

※開業費用は要問合せ

Think Education

Think Educationでは、保育施設の開業支援と保育士の育成、人材派遣など、保育園の運営における幅広い事業を展開しています。

保育園激戦区でもほかと違うサービスを天気できる保育園開業の提案を行うなど、開業において差別化を図れるノウハウを持っている点が強みです。

また豊富な開業実績と、保育士の育成においてもたくさんの実績を持っているため、経営においてのサポートもしてくれます。仕事を探している保育士への人材派遣も行っています。

※開業費用は要問合せ

きぼう

きぼうは、100名以上の園児が在籍している無認可保育園です。昭和40年開業という古い歴史を持つ保育園で、少しずつ園児が増えていき、今では100名を超えました。

葛飾区に居住している人を対象に一時保育も行っているので、フルタイムで働いていないお母さんも必要なときに子どもを預けることができます。

※現在、開業支援は行っていません

特定非営利活動法人サクシード

自然災害対策や被災者学生支援といった事業を行っている特定非営利活動法人サクシードは、女性支援と地域貢献を目的に保育園事業支援サービスを行っています。

代表自身が母親と保育園経営者の2つの顔を持っていることを強みとして、提供サービスを構築。提供する側と受ける側の両方の視点に立つことを大切にしています。育児経験と保育園事業で培ったノウハウで保育事業成長のサポートしてくれるでしょう。

※開業費用は要問合せ

エス・エヌ・エス

保育園経営や開園のコンサルタント会社です。エス・エヌ・エスでは保育園のオーナーのビジネスプランや保育に対する理想をヒアリングし、地域のニーズやエリア特性なども考慮した上で、開園から安定運営までのプランニングを行ってくれます。

また保育園経営に関する独自ノウハウを確立している点も魅力。保育園を開園した後も、不明な点や専門家へ相談したいことがあれば、無償サポートを受けられます。

※開業費用:4,000,000円~(小規模保育所)(※税不明)

NBC INTERNATIONAL

「TOEベビーパーク」という、幼児教育や保育施設のフランチャイズを展開。2011年のスタートから4年間で、日本各地に200教室(2015年時点)を展開した実績があります。コンセプトとして「子どもの可能性の開花」を掲げており、脳科学をはじめ、現代科学にもとづいた知能教育を取り入れている点が特徴です。フランチャイズ加盟者には保育園経営の未経験者も多く、初心者でも参入できるノウハウを提供しています。

※開業費用:平均初期投資約1,400万円(1,200~1,600万円)(※税不明)

キンダーガルテン

株式会社クロスロードが提供している保育園フランチャイズ事業です。生後6ヶ月から6歳までを保育する施設として、月預かりや一時預かりといった、様々なニーズに対応した業務形態を提供しています。また地域特性も考慮した経営プランを考案してもらえる点も、特徴的です。

異なる年代の子どもが一緒に過ごすマルチエイジ保育や、ネイティブ外国語講師との触れ合いなど、子どもの感性を養うための様々な取り組みが用意されています。

※開業費用:7,766,000円~(税抜き価格:7,060,000円~)

日本保育サービス

「法人のための総合子育て支援企業」として、日本全国に200カ所以上の保育施設を運営している日本保育サービス。既存の保育園に対するコンサルティングにも対応しています。東証一部上場のJPホールディングスグループの一員でもあり、社会的な信用度が高い点も魅力。子どもが自ら成長していくような環境づくりを目指しており、全国どこでも等しい保育環境を子どもへ提供することを大切にしています。

※開業費用は要問合せ

フェアリーランド

企業主導型保育事業全般に精通している企業です。開園支援はもちろんのこと、助成金の申請まで支援してくれます。助成金交の際に審査される項目を熟知しており、設計監理の協力会社と共にアドバイスしてくれます。毎年の立ち入り調査も考慮した組織体制が構築できます。

※開業費用は要問合せ

ホイコ

事業所内保育所の設立・運営を専門に行っています。保育園の設立が初めての方でも開設できるように、きめ細かなサポート体制を用意。行政への手続きや保育園のサイト作成、保育士派遣などの徹底的なサポートが魅力です。

またホイコでは企業や事業所に対して、保育園経営に関する1時間無料のコンサルティングサービスも実施。事業所内保育所の設立・運営を目指す上でどのようなことが必要になるのか、詳しく相談に乗ってくれます。

※開業費用は要問合せ

EQWEL

子どもの知能や心身の発達を保育テーマに掲げています。0~6歳までの子どもを対象として、脳科学の研究結果やデータにもとづいた独自のカリキュラムを構築。EQWEL出身の有名人やアスリートも少なくありません。またEQWELでは児童心理学の観点から親に対してのサポートも行っていきます。そのため、親と保育園がコミュニケーションを取りながら子どもの成長に向き合っていくような保育園運営が可能です。

※開業費用は要問合せ

みんなの保育園

エリアに関する事前調査や物件探しからサポートしてくれるみんなの保育園。そのため、保育園経営の初心者であっても、安心して理想的な保育所の実現を目指せるでしょう。また直営保育園を保有しているため、保育園運営で成功している生きたノウハウを提供。小規模保育所から企業主導型保育事業など、ニーズに合わせたプランニングも可能です。

※開業費用は要問合せ(事業ごとに変動)

アピカル

アピカルは、人を対象として、事業所内保育所や店舗内託児施設といった保育施設の開業・開設をサポートしているコンサルタント会社です。日本全国の企業や商業施設に対してサポートを行ってきたアピカルでは、様々な形態やニーズに合わせたプランの提案が可能です。さらに運営開設に関する相談を無料で実施している点も見逃せません。またアピカルでは、ママを助ける個人向けのチャイルドケアサービス事業も合わせて提供しています。

※開業費用:1,210,000円~(税抜き価格:1,100,000円~)

HybridMom Global株式会社

ハイブリッドマムは先進的な保育を取り入れ、新たな保育園のカタチを目指すコンサルティング・フランチャイズ企業です。企業内保育施設の開設を進めており、人手不足の企業と園児不足に悩む保育園をつないでいます。その他、インターナショナルプリスクールの運営も実施。シェアオフィスに保育スペースを併設する取り組みを実施した経験もあり、働く人とその子どもにとってより良い環境を提供することを目指しています。

※開業費用:※開業費用は要問合せ

もりのなかま(ラテラルキッズ)

もりのなかまを運営するラテラルキッズは全国に50ヶ所の保育施設を有している企業。保育園開業では、コンサルティングとフランチャイズを実施しています。事前の相談から開園後のサポートまで一貫して行い、安定経営を目指すスタイル。他園との差別化として、病児保育施設コンサルティングも行っており、「預けたいのに預けられない」ニーズを細かく拾うアドバイスをしてくれます。書類関係の作成も依頼できるので、法知識や会計知識が少なくても保育園運営をスタートできるでしょう。

※開業費用:※開業費用は要問合せ

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2015年4月からスタートした
「小規模認可保育園」とは?

小規模認可保育園とは、2015年4月からスタートした「子ども・子育て支援新制度の事業」の1つ。定員6~19名・対象年齢は0~2歳と、認可保育園に比べると規模が小さいのが特徴です。園児数が少ないため保育士やスタッフも子ども1人1人に目が届きやすく、子どもの性格・発達などに応じたキメ細やかな保育が期待されています。
認可基準も比較的ゆるく、認可保育所を設立するとなると開園までに2~3年は必要ですが、小規模保育園であれば4~5ヵ月ほどで開園が可能。小規模保育園として認可されると、年間で3,500万円前後の公的な補助金(自治体によって異なる)を受けられます。

種類によって異なる保育園の経営ノウハウ

保育園とひと口に言っても、その種類は認可保育園・認可外保育園・夜間保育園などさまざま。形態によって開業の条件・運営の仕方も違ってくるため、それぞれに合わせたノウハウが必要となります。

認可保育園

認可保育園

認可保育園とは、国の定める基準をクリアした児童福祉施設。公費によって運営されているため保育料が比較的安価ですが、運営の方法が細かく規定されていることがあります。安定した経営が期待できますが、認可外などに比べると自由度はかなり低くなると言えるでしょう。

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認可外保育園

認可外保育園

認可外保育園とは、何らかの理由で国の定める基準を満たせなかった施設のこと。公費の補助はありませんが、規制が比較的ゆるく他園にはないオリジナリティを出せるのが特徴。経営には、認可外だからこそ打ち出せるサービスを売りにしていく必要があります。

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夜間保育園

夜間保育園

夜間の保育を取り扱う施設。専用の基準があり11時~22時までの保育が可能となっています。夜間・深夜保育へのニーズは高まっていますが、サービスを提供している認可保育園は全国でも数少ないのが現状です(全国に81ヵ所・24時間保育は6ヵ所)。

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保育園経営のメリット・デメリット

保育園を経営するにあたってのメリット・デメリットについて解説します。

保育園経営のメリットとは

初期費用が少なく済むうえに利回りが高い

保育園経営は、児童を受け入れる施設と遊具さえあれば運営できるため、他の業種と比べて初期投資が少なく済みます。また最近では待機児童の問題から、保育園に対するニーズが高まっているため、開園する場所によっては初期から定員を満たした上で保育園経営を始められることもあります。

また製造業のように在庫・倉庫を必要としないため、在庫を抱えるリスクがありません。製造業には必要不可欠な大型な機械の導入も必要ないため、初期費用はそのぶん抑えられます。景気の悪化に売上が左右される心配も少ないでしょう。

社会貢献ができる

共働き世帯・核家族の増加に伴い、待機児童の増加といった社会問題がニュースで取りざたされるようになりました。保育園経営は、こういった社会問題の解決に一役買える社会貢献事業です。安定した利益を得ながら社会貢献もできる、非常にやりがいのある事業だと言えるのではないでしょうか。

保育園経営のデメリット

園児を集めるのに苦労する場合がある

新規の保育園では、知名度や信頼度が浸透していないことから、最初は十分な人数の園児を集められない可能性があります。したがって、体験保育制度の導入をはじめ、地域住民からの信頼や認知を獲得するためのアクションが必要です。また地域によってはそもそも園児が少ないこともあります。事前のリサーチでニーズの把握を徹底して行うようにしましょう。

保育園事業に関する専門的な知識が必要

保育園事業を始める経営者に、専門的な資格は必要とされていません。しかし、保育士と連携を取りながら事業を進めるためにも、保育に関する知識はあらかじ身に着けておいた方が良いでしょう。保育園経営で一番大切なのは信頼です。子どものケガやトラブルが起きたときに適切な対応ができないと、信頼を失うことになり、保育園経営は立ち行かなくなるでしょう。そのような事態にならないためにも、経営者自らが保育園事業に関する専門的な知識を身に着けておくことが大切なのです。

保育園開業まる分かりガイド

保育園を開業するために覚えておきたい設置基準・資格の有無・資金の目安など、必要なデータをまとめてご紹介。公的な補助金についての情報や、経営のメリット・デメリットなどについても必見です。

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保護者に選ばれる保育園とはどういったものか、県別の待機児童数や保育事業の将来性など、運営するにあたって知っておきたい情報を詳しくまとめました。

保育園経営のQ&A

保育園経営のことが全く分からない、でも取り組んでみたい人に。コンサルタントに相談する前に疑問を解消するための情報をご紹介します。

保育園における教育方法にはどんなものがある?

文部科学省が定める幼児教育の範囲の紹介や、幼稚園や保育園で行われている教育方法の種類についてまとめて開設しています。

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